7才を過ぎた犬がカート散歩に目覚めた理由

できることなら一日中お散歩をしていたい

エアバギーという、ペットカートとしてはかなり高級なカートを、愛犬フレンチブルドッグこうめさんをお迎えした当初に購入しました。

しかし使用していたのは、ほんの2.3ヶ月。
子犬期の社会化カート散歩と、動物病院が遠方だったため、その通院時に利用していたのみで、半年後にはしっかり自分の足でテクテクお散歩できるようになり、使用する機会がどんどん減っていきました。

というのも、こうめさんは散歩が大好き。
1時間でも2時間でも、平気で歩いてしまうので、足腰を心配した飼い主が抱っこして連れ帰るということもしばしば。

こういった際に、カートを一緒に伴ってお散歩に出かければ、帰りは10キロの肉の塊(フレブル)を抱きかかえて帰らなくてもいいんです。

とはいえ、カート自体が大きくて重い。しかも、マンションにはエレベーターがない。必然、持ち出さない。という使わないことが当たり前になる状況だったのです。

犬との暮らし:7年目の老い

愛犬も7才ともなると、可愛さは増しても、中高年ならではの気力と体力のアンバランスが生じてきました。

しかも飼い主も同じように7才歳をとり、30代から40代に。
10キロの肉の塊(フレブル)を抱きかかえられる時間は減り、お互い帰り道はヘトヘト。

そこでマンションの2階から1階への上げ下ろしと、何十分も肉の塊(フレブル)を抱えて帰る苦労を天秤にかけたら、カートを出動したほうが楽だよね。ということになり、今年のはじめ頃から頻繁に使うようになってました。

ドッグカートに慣れた犬のお散歩スタイル

カート出動が分かると、愛犬はどんな反応を示すのか…。
答え「散歩のモチベーションが上がる」という結果になりました。

カートがある = 帰りは歩かなくても良い
ということを理解した途端、ここ数年、散歩のモチベーションが低下していたのが嘘のように、ルンルンな足取りで近所の散歩も楽しめるようになったのです。

しかも、カート散歩歴が半年を迎えた最近は、近所辺りはカートに載せろと牛の歩みで示します。

そして、家から離れた場所まで行くと、カート上で立ち上がり降車ポーズ。
あまり通ったことのない道を選んで散歩を楽しみ、グルっと回って帰宅コースを感じると、カートに載せろとせがむ、見事な「現金な犬」となったのでした。

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