フレンチブルドッグと暮らして11年。毎年春から夏の季節の変わり目に怯えていました。
というのも、この湿度が高くなってくる季節に、「ほぼ毎年」体調不良が発生していたからです。
指間炎という指の間のデキモノに始まり、近年では顔面神経麻痺と、湿度が上がって暑くなってくると、なにかしら体に異変が起きていました。
年齢を重ね、より症状が大きなものになっていたこともあり、なんとか夏を乗り切れる体作りを犬の手作りごはんでサポートしてあげたい。
そこで、この体調不良の原因が「むくみ」だったと仮説してみることにしたんです。
「むくみ」とは、人間の場合、体の中に溜まった水分が、手足や顔などを腫れぼったくする現象。ですが、犬にもむくみはあります。
フレンチブルドッグ特有の首周りのあの愛らしいお肉のタプタプ。アレむくみでした。そして、オデコのシワもむくみ。
このむくんでる箇所を、つまんで引っ張って「スッと戻る」なら、むくみはそれほど過剰じゃない。けど、引っ張ったあとにとろけるチーズが垂れるように「じんわりと戻る」のは、かなりヤバい。
(チェック方法はこの動画が参考になりました)
犬の場合、基本的には食べて寝て、時におさんぽしてと、日々の過ごしかたは寝ている時間が圧倒的に多い。ということは、長時間の座り仕事や立ち仕事の人間より、当然むくみやすいと思いません?
では、この滞った水分が多い体で夏を迎えるとどうなるか。
「体が熱をもちやすく」と想像できると思います。
では、体が熱を持つとどうなるか。
呼吸が荒くなる。皮膚・皮脂から余分な水分を出そうと体が反応する。
もしやこれが指間炎や内耳炎・中耳炎。はては顔面神経麻痺など菌の暴発につながっているのでは???
そんな想像をしてみた結果、「今年の夏はむくみを取り除いた状態で迎える!」
そう決意して、2月くらいから本格的にむくみ対策ごはんをコツコツと続けていました。
おかげで夏が始まりそうな予感の始まった5月30日現在、指間炎や顔面神経麻痺や耳垢の異常な発生などはありません。
こうめさんの場合、1ヶ月目辺りから効果が出始めて、この3ヶ月間で、首の後ろ側のむくみは少しありますが、引っ張ってもスッと戻る優等生。
ですが、顎下あたりの首周りはまだ引っ張ってもハリが少なく、ちょっぴりとろけるチーズ感が残ってる状態。
犬の手作りご飯で体質を改善させていくのは、すぐに効果が出るものじゃないだけに、気づいて始めて継続していくことが大切と考えています。
今あげてる手作りご飯のレシピなどは、『犬のむくみ取り手作りご飯編』として近々またブログ書くので楽しみにお待ちください。
いますぐ始めなくちゃと思ったかたは、活用している食材をYoutubeで紹介しているので参考にしてください。
よろしくお願いします。