プチ病気・生活習慣病に効くレシピ本
獣医師、獣医学博士で須崎動物病院院長：須崎恭彦さんの病気に効くレシピ本
読みはじめて思ったのが「うさんくさい」
冒頭に手作り食にしたことによって
こんなに元気になりました
という事例が何点か紹介されていて
それが健康器具の通販番組みたいに
いいことばっかり伝えられていて
「ホントかよ」と思ってしまいました。
でも読み進めていくと
どんどんどんどん「この本いいんじゃない♪」と意識が変わってきました。
病気の原因：排泄不良を“かんたんおじや”で改善
目ヤニ・涙やけ・毛の変色・脱毛・口臭・体臭・湿疹・肥満・外耳炎・指間炎・下痢・嘔吐…
こういった症状を
「かんたん犬ごはん」ではプチ病気として
食事による療法食で治せると伝えています。
薬などで症状を押さえ込むのではなく
排泄不良を起こしている体から水分の多い食事に変えて
老廃物を出して自然治癒力を高めようというもの
犬というくくりではなく
丈夫な子
デリケートな子
に分けて考える
このフレーズは良かった♪
そしてドッグフードの栄養基準を
手作り食で満たそうと言うのは
到底ムリな事というのも安心感を与えてくれました。
手作りごはんに取り組む際の基礎的な考え方
プチ病気の原因とそれに効果のある食材
短期間ではなく長期的に取り組むこと
手作りごはんに対する「いろは」を知りたい人におすすめ出来る本だと思いました。
プチ病気別レシピでトラブルに効く食材を知る
通常のレシピ以外にも
肝臓病・腎臓病・消化器系疾患など
疾病別手作り食レシピがのっていて
積極的に摂取したい食材の例と
その効果を短文で示してくれていて非常に便利だと感じました。
我が子こうめさんは現在涙やけと指間炎と尿漏れがあり
涙やけでは肝臓病の食材
指間炎ではアレルギー疾患の食材
これらを参考にしたらいいというのが
紐解ける作りの本になっていて
トラブルを抱えていて手作りごはんに移行しようと思っているボクには最適でした。
なのでこうめさんの手作りごはんは
まずこの本を基準に始めていこうと思います♪
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