犬の選り好みを治すために始まった絶食
愛犬こうめさんの涙やけと指間炎を治したい。
その思いから手作りご飯づくりをはじめてみたら、食べる量が安定しない。
色々と試行錯誤して
お米の量の問題なのか
食べる風味の問題なのか
最後のほうは悩みすぎて
バナナと馬肉の組み合わせまで試してみました。
いろいろ試してわかったのは
単品の食材だと生の馬肉以外
野菜もお米も嫌いだったこと…。
ドッグフードを与えていたときは、一度も選り好みするようなことなく毎回完食
だから好き嫌いのない子だと思っていたのに、食べないなんて…。
手作りごはんの味が悪いのかと、食育ノイローゼ気味になりました。
ただ手作り食を辞めることは、涙やけと指間炎の解決策にならない
心を鬼にして
選り好みさせない、食べるまで右往左往しない決断をしました。
以下の動画は
愛犬と飼い主が絶食と格闘し
解決の糸口を見つけたドキュメントです。
愛犬の絶食と向き合い続けた結果
愛犬がゴハンを食べない時の理由と解決の糸口は
犬がごはんを食べない理由
1.お腹が空いていない
2.好き嫌いによるワガママ
3.病気で食べられない
4.口にトラブルがあり食べなくない
5.環境変化によるストレスで食欲低下
6.高齢による食欲の低下
こういった理由があるようで、こうめさんの場合、病気や口のトラブルは見受けられなかったので、やっぱり好き嫌いによるワガママが原因と判断しました。
犬の絶食期間は何日まで大丈夫!?
おおよそ3日から1週間、成犬の健康な犬ならば食べなくても大丈夫。
そんな情報をもとに、体調の変化が見られた場合は、すぐに対応できる状況で試しました。
そしてこの間に大事なのは、「お水などの水分は、きちんととるようにさせないといけない」ということ。
わが家はこれが上手くいかず、絶食期間中に水を飲まないので、かなり焦りました…
犬が選り好みするのは飼い主の責任!?
犬がごはんを食べなくなる理由には
嗜好性の高いものを与えたことによって、発症する可能性があるとのこと
たしかに今回、食べてもらえるようにと試行錯誤して、好きなものに偏りがちになっていってました。これによって
食べずにいたら、より美味しいものが食べられる
そんな思考に愛犬をさせてしまったようです。
おやつあげて、ドッグフード食べなくなっちゃって、そのままズルズルおやつばかり。
そんな状況は栄養バランス崩れてるので、しっかりと食わず嫌いを直さないといけないらしい。
絶食のときのご飯の与え方
- 基本は同じ食事を出し続けて、一定の時間食べなければお皿を下げる
- オヤツ・果物などの間食は禁止
この方法で、翌日から1週間ほどで食べるようになるらしい
絶食期間中の向き合い方
飼い主の不安な気持ちが、愛犬の疑心を呼び起こす。
なので、ご飯を与えるとき、食べてくれるか心配したり、食べないからと暗い気持ちになったりしないよう、安全な食べ物だと安心させてあげて、美味しいものなんだよと明るく振る舞う必要がありました。
犬が好むゴハンの優先順位
1.匂い
2.食感
3.温度
4.味
犬が食べられるものかどうかを判断する上で
1.まずは匂いでそれが腐ったものではないか、食べられるものなのかをチェックしてる。
続いて、2.食感
噛んでみて、それが本当に食べられるものか、口に含んでチェックしている。
次が3.温度
熱すぎず・冷たすぎず・人肌程度。
これが自然界で食べものを捕食していた時の感覚
最後が4.味
美味しいものかどうかは、意外にも最下位らしい。
この条件の結論としては
匂いが食べたいと感じられるレベルになっていないと、ゴハンを食べてもらうことは難しいと知りました。
ドッグフードの場合、ふやかして匂いを立たせる。
手作りごはんの場合、出汁やお肉の匂いを引き立てる。
手作りごはんを食べて貰えた解決方法
食べるまで同じものを出し続ける。なんてできなかった
絶食2日目から、空腹による嘔吐がありました。
これが見ていて辛かった。
そして自分で作る手作りご飯に、自信が持てないままでした。
なので食事の作り方に、これがこうめさんにとって正しいご飯なのかをずっと問い続けてました。
結果、「生の肉の匂いと、煮込まれた野菜の匂い」
この組み合わせがこうめさんは苦手なんじゃ?
体質の改善には、生の酵素が良いという情報のもと、これまで「生の馬肉」に、野菜の味付け方や煮込み方工夫して、食べてもらえないか試してきました。
なので、馬肉は加熱していませんでした。
生の酵素も、食べてもらえなければ意味がない
馬肉を加熱したことによって、酵素はなくなり、栄養素も落ちる。それでも匂いは格段にあがる。
まずは手作りごはんに食べ慣れる
一気に病気改善に向けた食事内容じゃなくても、風味豊かな食材の良さを引き立てたご飯を愛犬に食べてもらおう。
これまで生の馬肉と出汁くず湯は食べ残すことがなく、野菜と組み合わせたことで食べなくなった。だったら、お肉もお野菜も出汁と一緒に煮る。このあたり前の考えにたどり着いたことで、しっかり毎食食べるようになりました!
そして今現在、このタイプの食事は毎回完食してくれるようになってます。
今後は生の食材でも食べられるような工夫が見つかればそれも試して、こうめさんの涙やけと指間炎の完治を目指したいと思います。