犬がドライヤー嫌いになっちゃった
愛犬フレンチブルドッグこうめさん7才
お風呂も苦手だけど、ドライヤーもやんわり嫌がっていました。
それでも長いタイプのカミカミおやつを用意して、噛んでいる間にドライヤーで乾かす。この作戦でなんとか7年過ごしてきました。
しかし、先月ついに完全拒否
これまでは拒否したら、もっと嗜好性の高いカミカミおやつを探して対処をしてきたけど、さすがに生骨以上のものが見つかりません。
そこで犬が嫌がらないドライヤーを色々と調べた結果、ドライハンバンなら苦手なドライヤーを気にしないで乾燥させられるかもと購入してみました。
ドライヤーを嫌がる理由はなに?ドライハンバンで対処できること
ドライハンバンなら、犬が嫌がるドライヤーの直風と、温度の問題、さらに音についてもクリアできます。
それに加えて、逃げ回ってしまうという点も、ドライハンバンを装着させられれば対処可能。
ということは、ドライハンバンを導入する際の一番の問題点は、包み込まれた状態で大人しくしていられるかがポイントでした。
ドライハンバンを初めてフレブルに試してみたら
ドライハンバンの使い方は、しっかりとタオルドライをした後に、中にタオルを仕込んで、その上に愛犬をスタンバイさせて、包み込んでいくだけ。
ドライヤーは自前の物を、ドライヤーの通風口に差し込んで使います。
筒状の形状なので、それに適したドライヤーだったら、どんなものでも大体は使える気がします。
ドライヤーの位置は愛犬から離して置いておけるので、耳に届くドライヤー音は軽減できます。
ドライハンバンのなかでじっとしてもらうには、わが家の場合カミカミおやつを用意して、それを食べてもらっている最中に、上部にあるマジックテープで包み込んでいきました。
このマジックテープは結構しっかりした作りだったので、劣化については月1回の利用で3年以上の耐久性がありそう。
頭とお尻に巾着袋の要領で空け口を閉じるようになっています。
お尻側は500円玉サイズまでしぼり、頭側は首元で苦しくない程度までしっかりとめる。
この巾着袋部分のクオリティは、気をつけないとすぐにダメになっちゃいそうな危うさがありました。だからしぼむ際は、事前にある程度手繰り寄せていってから留め具を動かすようにしたほうが、縫製のダメージを軽減できます。
弱の冷風でも、中はじんわり温かい。
膨らみ方も、そこまで時間がかからず大きくなるし、愛犬こうめさんもドライヤーの風や音を嫌がっている様子はありませんでした。
とはいえ、カミカミのおやつなしでは動こうとしたので、わが家はこの状態で乾燥されるのを待ちました。
ドライハンバンを使ってみての感想
推奨時間としては、約10-15分で8割乾かす程度が目安。
実際に15分、弱から途中「強の冷風」に段階を上げて使ってみて、嫌がる様子もなく使い続け、しっかり8割程度乾きました。
フレンチブルドッグはダブルコートで毛足が短いので、根元部分はやっぱり湿り気が残っていました。逆を言えば乾燥させすぎてないので、愛犬の体に負担がかかっている訳じゃなさそう。
残りの乾いてない部分は、タオルドライや天日干し、追いドライヤーなど、目指す乾かしレベルまでは視認しながらやるのがいいってことでしょうね。
こうめさんが嫌がらず、ドライヤー中に毛が舞うこともなく8割乾かせて、掃除も軽減できました。
ドライヤー中に抜けた毛は、中に溜まっているのでとても捨てやすいです。
使わないときは、コンパクトに畳んで置けるので、場所も取らない。価格は手足が出てるタイプと比べると高い気もしますが、ドライヤーの風を対流させて乾かすという点を考えると、「包み込んでる方が効果は上かなー」と考えています。
まだ購入して1回の使用だけですが、ドライヤー負担の軽減は飼い主・愛犬ともに高かったので、いまの時点では「激推でおすすめできる」商品です。
ドライハンバンおすすめのサイズは大きめ
フレブルはLサイズで良かった
大きさによってドライハンバンは値段が結構違います。
10キロ前後のフレブルにとっては、MサイズかLサイズが悩むところ。
ただ、「風を対流させて乾かす」という点を考慮に入れて、サイズ選びをすることが推奨されていて、ピチピチサイズなら、大きめを買ったほうが良いということで、フレンチブルドッグこうめさんにはLサイズを購入しました。
実際の大きさを見てみると、このサイズにしたことで、窮屈さを感じずにいてくれたのかも知れません。
ドライヤーをしているときって、飼い主はドライヤーの角度を調整しながら、ブラッシングやタオルドライを並行して行うという慌ただしい時間。
それが待っているだけってスゴい。
もちろんドライハンバン後は、ブラッシングの必要も、残りもきっちり乾かすならタオルドライの必要もあるんだけど、その割合とか大変さがとても軽減されました。
自宅でシャンプーしている愛犬家の人たちには、ドライヤー嫌い・ドライヤー好き含めて、これは簡単に使うことが出来て掃除の負担も減るのでおすすめです。