抗生剤=腸内細菌がまっさら
フレンチブルドッグこうめさんとの暮らしも12年目。
手作りご飯を学び、腸活に力を入れていくと、抗生剤の「細菌の増殖を抑える能力」にビビるようになってます。
動物病院に行くと、耳の問題・肌トラブル・お腹のトラブル等で、炎症を抑えるために抗生剤を処方されることが多い。
いま起きている問題に対処するには、とても効果の高い方法。だけど、抗生剤を飲むことで、腸内環境は、その都度まっさらにリセットされてしまう。
これを知ってからというもの、腸内フローラ検査の結果が悪いとわかった3年前から、せっせと腸活をすすめ、病気やトラブルが起きるたびに、できれば抗生剤を使わないで治す方法はないかと獣医さんと相談しながら暮らしています。
爪のケガはこれで3度目
爪のトラブルに最初に遭ったのは、トイレのメッシュトレーが原因で、後ろ足の爪が割れてしまったこと。
このときは靴や靴下で、傷口をガードできないかと色々模索する日々でした。
2度目の爪トラブルは、今回と同じ場所で同じ原因、爪が空洞化しちゃって、そこになにかバイ菌が入り込んで炎症して、腫れたり痛がったりするというもの。
前回は、かなり分かりやすくボンと大きく腫れたので、この腫れを改善させようと、ハーブの外用薬(ティーツリー)を処方してもらい、手作りご飯でデトックスを促して完治。
今回は足をつくのを痛がっているわりに、「爪周りに炎症反応が出て腫れている」という症状があまりない。そこで獣医さんのお見立てで、しっかりと中のバイ菌にも対処しようということで漢方が処方されました。
抗生剤を使わず漢方薬で治せるのか

処方された漢方「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」は
体の熱をさまして、炎症をしずめる作用がある漢方界の抗生剤のようなもの。
これを10日分処方してもらいました。
なお今回も外用薬代わりにティツリーも処方してもらったので、外側はこれでガード。中は黄連解毒湯と、前回試して効果の高かった毒出しスープの手作りごはんでしっかりバイ菌退治していきたいと思います。
こうめさんの免疫力よ、がんばれー!
バイ菌による炎症で黄連解毒湯の漢方を10日間飲み続けた結果

処方された漢方「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を飲み続けて10日。
こうめさん無事回復しました。
病院を受診した初日。足をつけるのも痛がるそぶりで、大好きなお散歩も行く気なし。
2日目もまだ少し痛みがあるようで、あまり歩きたがらない。
それが5日目くらいから、足の違和感がなくなったのか、ゆったりのんびり、いつも通りの1時間ちょい散歩をするように。
9日目にはおでかけにも行って、ダッシュも披露するごきげんっぷり。
菌のトラブルは治ったかもと思っても、処方されたお薬は全部飲みきって、体内に残存してるかも知れない菌を一掃するのが鉄則。
そのため抗生剤だと、飲み続けたことによる薬剤耐性菌が増えてしまう可能性があるので、できれば飲ませたくなかった。
どうしても抗生剤に頼らないと厳しいというトラブルに備えるためにも、重症じゃなさそうな問題には、今後もハーブや漢方・手作りご飯で対処できればと願うばかり。
なので、今回も獣医さんのお見立てがよく、しっかりと中に入った菌を撃退できる漢方を処方してもらえてよかったです。
※ 漢方を犬に服用させる際は、かかりつけの獣医さんと相談の上、ご検討ください。