犬が足のツメを大怪我…舐めるから靴下で保護したいのに

愛犬フレンチブルドッグこうめさんと8年暮らして初めて、足の爪が折れるほどの怪我が起きました。

1日でも早く治してあげたかったのに、治療期間は約2ヶ月。原因は、「ケガした箇所を保護する方法の難しさ」でした。

そこで色々と「靴や靴下を試して分かった対策方法」と、「犬が爪を怪我してから完治するまで」の経過をシェアします。

犬の爪が折れるほど裂けた原因

爪が引っかかる場所に要注意!

怪我をした場所は、犬のトイレです。
トイレにはメッシュカバーを設置しているのですが、そこに爪が挟まって、根本から裂けてしまいました。

ケガした指は、右の後ろ足。
爪はよくお散歩するので、ほとんど削れて伸びていることはなく、ケガした日も特別に長かったわけでもないのに、絶妙に引っかかって、そこから飛び出そうとしたことで折れてしまったようでした。

この飛び出そうとした原因が、いたずらオシッコ。
怒られると思ったのか、逃げ出そうとして、爪を引っ掛けてしまいました。

まさかの大流血に、飼い主ビックリ。
愛犬もさすがに痛みを感じてるようで、足を気にする素振り。

動物病院での診断結果

怪我した翌日に動物病院に行ったところ、手術するほどの外傷ではないとのことで、止血のみの処置でした。

なので、このまま数日安静にしていたら、どんどん快方に向かうのかと思っていたのですが、違いました。

治したいのに、爪の傷口が開いてしまう

ケガした爪の箇所は、一番長い指。
どうしてもお散歩すると傷口が開いてしまう。

本来なら心を鬼にして、お散歩はさせない。そのくらいのほうが良かったのかも知れません。でも、大好きなお散歩を、いつ治るかもわからない期間自粛させるというのは、できませんでした。

そこで、できる限り足に負担の少なく、お散歩させる方法はないかと模索がはじまりました。

ケガした足の爪 なめるのを防げたのは靴下

ケガした足の保護に室内では靴下が有効でした

怪我した部分が痛いから、というよりも、ニオイがすごく気になるようで、素のままでいると、ペロペロ足をなめる。

ばい菌が入るのも心配だし、なにより塞いだ傷口が、舐めてまた広がるってこともあったので、スキッターという犬の靴下でカバーしました。

これが正解!
スキッターはそのままだとすぐに脱げてしまうので、マジックテープのバンドで固定すると、ズレ下がるけど脱げないようにできるので、その方法で対策しました。

ちなみフレブルこうめさん、10キロはMサイズでちょうどいい大きさ。


怪我した犬の足におすすめの靴がなかった

犬の靴を色々試してわかったこと

お散歩が好きすぎて、爪が削れすぎて血管まで達してしまっていた2018年頃、犬の靴や靴下をいろいろ試してみました。でも、どれも完璧とは言い難い。

まず第一に履かせにくい、脱げやすい。サイズが上手くあっていないと靴ずれが起きる。保護したいのに、逆にダメージが大きいと使うのを断念。

アスファルトのお散歩を減らして、ダメージの少ないお散歩コースにすることで対処しました。

散歩中の汚れを防ぎ、足を保護する方法がない

ツメが削れ過ぎてしまったときに、一番愛用したのがポウズのラバーブーツです。
膨らます前の風船みたいなゴムを、足にカポッとかぶせるだけのタイプ。

専用の器具がないと、ものすごく付けにくいのですが、簡単に脱げないのと、靴ずれが起きにくいので、今回のツメが折れるほどの怪我にも有効だと使ってみました。

正直、悪くない。けど、良くもなかった。
というのも、傷口が開いてしまうのを防げませんでした。でも、キズ口が汚れるのは防いでくれた。ただ、足のムレは気温が上がると起きてきた。

怪我をしたのは、5月上旬。いろいろと試行錯誤を繰り返していく中で、どんどんと夏の気温になっていった時期でした。

粘着包帯で犬の爪の怪我を保護したかったけど

できれば、爪が裂けて剥がれそうになってるところと、その下の指をグルっと包帯で巻いて固定できれば良かったのですが、巻くのがムズカシイ+巻いてもすぐ脱げる。

ならばと、足首からグルグルと足先までを固定するようにしてみた結果、厚みが増してしまい、歩いた時に圧迫が強くなって、傷口にダメージが起きる。

結果、シンプルにカバーだけできる方が、良いという結論に達しました。

屋外で足の爪の怪我を保護するのにおすすめの靴は

いろんな方法を試していった結果、室内でも屋外でも、スキッターがベスト!という結論になりました。

靴下なので、土では泥汚れに、草地では、露で濡れることもありましたが、足が保護できて、ムレすぎず、汚れも靴下の下まではいかないコースを選びしていって、回復のスピードが増しました。

とはいえ、傷口が開くという部分の対処は、靴下では叶っていませんでした。

なお、犬の靴下スキッターには、屋外目的も考えられたスキッタープラスという、足の底面がラバーになっているタイプもあるのですが、これは回転したり、ズレさがったときに、爪への負担が大きいのでおすすめできません。

犬の怪我、場合によっては湿潤療法が有効?

人の怪我では、消毒してガーゼで覆う治療より、キズパワーパッド的な、水道水で洗い、創傷被覆材を塗って、乾燥させないようにする。という方法が、効果的と言われるようになってきました。

これは犬にも有効なのでは?と思って、キズパワーパッドを爪に巻いてみたけど、すぐ脱げる。そこで、ワセリンを塗って、靴下でカバーという方法で、経過を見守りました。

これが効果的だったのかどうか…。
ポウズを履いてカバーしていた時期の後半、ムレて炎症して足が腫れたことで、靴ズレを起こして、くるぶし辺りに擦り傷ができてしまいました。

このキズについては、靴下を履いたら、ぜんぶ拭き取られちゃうのでできず、乾燥治療だったのですが、治りとしては、こっちの靴ずれのほうが早かったです。

とはいえ、湿潤療法をしてない時期は、傷口が乾燥しても、散歩に行くと開いてしまうことを繰り返していたので、あえて傷口が塞がらないようワセリンを塗っていたのは、ある程度役立ったのではないかと考えています。

犬が足の爪が折れるほど裂ける怪我、完治まで対処法まとめ

爪が折れてしまっていたほうが、きっと完治までは早かったと思います。
というのも、裂けるほど怪我した爪は、指から剥がれかけて前に突き出していたので、より足に圧迫がかかり、キズ口が開くという悪循環が起きていました。

荒治療を行う先生の場合は、折れそうな部分に神経があるのは理解した上で、バシッと爪を切ってしまうという方法を取ることもあるそうです。

なので、そういった措置をしない場合には、裂けた爪の部分にはワセリンを塗り、靴下でカバーして、できるかぎり足に負担のない生活を送り、散歩コースはとにかくクッション性が少しでも高い場所を選び、伸びてきた爪を神経の手前で少しずつ切っていく。

これが今回学んだ対処方法のまとめです。

思いっきり走れない愛犬のストレス。
はしゃいでしまいそうな動きを、心をすり減らしながらなだめる日々は、飼い主として、かなり心労がありました。

犬が爪を折るような怪我をする路面って、じつは普段のお散歩コースにも結構溢れていることに気づきました。とくに走り回るような場面で、足を引っ掛けてしまうような隙間がある場合には、とくに気をつけてあげてください。

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