犬の血液検査で健康診断する5つのメリット

犬の血液検査で健康診断

犬の血液検査の値段・費用

【 メリット1】
健康診断セットなど採血をする機会を利用するとお得になる場合がある

わが家は毎年フィラリアの検査をしてもらう際に、健康診断セットとして採血してもらった血液を利用して血液検査をして貰っています。

この場合、
フィラリア検査+健康診断セットで、6000円です

通常のフィラリアの検査が1500円で、血液検査が単体だと6000円なのですが、セットだと合わせて6000円になって、1500円お得に検査してもらえています。

犬の血液検査日の食事について

犬の血液検査食事

【 メリット2】
検査日だからと構えずに、気軽に診断してもらえる

血液検査のために24時間の絶食とか、前の晩から食事抜きって感じではないみたいですが、食後すぐの場合は検査数値に影響があるみたいなので、午前中に行く場合は朝食は検査の後に、午後の診療の場合は、食後から時間をしっかりあけて行くのがいいみたいです。

犬の血液検査の時間は?

【 メリット3】
検査時間は採血するだけのなので一瞬

これは通っている動物病院の設備に依存する部分でもあるのですが、フィラリアの検査結果は、わずか数分で陰性陽性の結果が出るんですが、血液検査の結果については、約2週間ほど経ってから再度病院でお伝えしてもらうかたちになっています。

なので、採血自体の時間は一瞬で済みますが、血液検査の結果がすぐに分かるかどうかは、血液を詳しく調べられる設備があるかないかで、検査結果が分かる期間が変わるということになります。

犬の血液検査で分かること

【 メリット4】
高額な検査ではないのに、分かることはいっぱい

血液検査をして主に分かるのは
フィラリア(犬糸状虫症)、腎不全・肝不全、糖尿病、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、ホルモンの異常、膵炎などの病気や、貧血、脱水、炎症など

もう少し詳しく説明すると
血液検査には血液の成分を調べる2種類のスクリーニング検査(ふるい分け試験)があります。

血球検査

犬の血液検査血球検査

血球検査は
血液の中に含まれる細胞成分の数や質の異常を調べるもので、炎症・ウイルス感染・貧血や脱水の症状が分かります。

生化学検査

犬の血液検査生化学検査

生化学検査は
成分を分析して、項目と数値をみながら、栄養状態から糖尿病・腎臓系疾患・肝臓・胆道系疾患・脂質異常など、病気特有の変化が表れていないかのチェックができます。

血液検査の結果には数値が示されます。
正常値の範囲内があって、それよりも上や下に振り切れてしまっている部分から、病気の可能性を判断します。

血液検査の頻度はどのくらい?

犬の血液検査で健康診断

【 メリット5】
検査を毎年することで、愛犬の健康状態を正しく判断できる

だいたい7.8才くらいまでは、異常がない限り年に1回の検査を続けることで、健康状態の推移を見守ることが出来ます。

血液検査をすると正常値の範囲内よりも高い数値・低い数値に振り切ってしまうことで、病気の症状を判断できるとお伝えしました。

とはいえ、正常値もあくまで平均的なモノ
これらの範囲外の場合でも、その子にとっては正常値内ということも継続して検査をしていると分かります。
なので定期的な血液検査は、愛犬の基準の数値を理解しておくことが出来るので、病気の特定にとても役に立ちます。

痛みに強く、話すことができない犬のためにできること

犬の健康診断血液検査

愛犬のことを1番理解しているのは、飼い主だけです。
普段の様子から血液検査の結果まで、きちんと理解しておくことはメリットがいっぱい

なにか起きた時にかかりつけの動物病院にいけない場所でも、症状や特徴を獣医さんに説明する上で緊急時の助けになるし、定期的な健康診断で病気の早期発見に繋がったりできます。

愛犬と1日でも長く健康に過ごしていくために、飼い主にできることはどんどんやっていきましょう♪

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