犬の尿漏れ原因探しはムズカシイ
犬の尿漏れの原因究明
これ簡単に分かることって少ないみたいです。
ここまでの尿漏れ経緯はこちら
ひとつひとつ原因となりそうな部分を調べていき
そこでヒットするのを探る
ヒットしない場合は次の原因になりそうな部分を調べる
この繰り返しなので
ヒットしないと原因を見つけるのにも時間が掛かります。
我が家でもいまだ明確な原因がわかっていません。
どうもバイ菌の仕業っぽいぞというのは分かってきたのですが
このバイ菌に関してもどんなバイ菌なのかをまた調べないといけないみたい。
で、このバイ菌さんを見つける前に結構いろんな検査をしました。
今回は犬の尿検査でわかることをシェアします。
愛犬こうめさんの尿検査結果
採尿法:○自然排尿 カテーテル排尿 穿刺尿(せんし尿)
色調:無色 淡黄色 ○黄色 琥珀色 赤色
混濁度:○透明 やや混濁 混濁
潜血 −
ケトン −
ビリルビン −
蛋白質 +
ブドウ糖 −
pH 7.0
尿比重 1.040
尿沈渣所見
細菌:なし
白血球:なし
赤血球:なし
上皮細胞:なし
結晶:なし
この尿検査の結果、悪いところはないと判断されました。
なんか聞き覚えのないものばかりの羅列だったので
今後のためにも各項目がなにを意味しているのか
どんなことが分かるのかまとめていきます。
犬の尿検査でわかること
採尿法
自然排尿は、犬がおしっこしたのをGET!する方法
カテーテル排尿は、尿道から管を通してGET!する方法
穿刺尿(せんし尿)は、お腹に針をプチッと刺してGET!する方法
犬のストレスからいえば自然がいいけど
細菌を検査するという意味では
他の細菌に触れる機会がないので穿刺尿が一番いいみたい
こうめさんは動物病院に行った時に
いまおしっこ出そうならちょっとお散歩にいって
GET!してきてくださいの司令の下
自然排尿をGET!しました。
色調
尿の色からも色んな病気の兆候が伺えるみたい
とりあえずこうめさん黄色なので問題なし
混濁度
尿の濁り具合からも病気の兆候がわかる
透明なのでこうめさん問題なし
潜血:腎臓や尿路の出血を調べる(正常値はマイナス)
ケトン:重度の糖尿病の時に反応(正常値はマイナス)
ビリルビン:強い黄疸がある時に反応(正常値はマイナス)
蛋白質:腎臓や尿路の障害がある時に反応(正常値は−〜+)ちょっと気になる!
ブドウ糖:糖尿病の時に反応(正常値はマイナス)
pH:異常なpHによって結晶が生じます(正常値5.0〜7.0)
尿比重:腎臓が弱っている時や多飲多尿時に低下します(正常値1.030〜)
尿沈渣所見(にょうちんさ)
腎臓や尿路系の病気の診断に重要
主に尿タンパクや尿糖、尿潜血などの定性検査で陽性(+)と出たときに行なわれます。
こうしてひとつひとつブログを書く上で調べていて
犬のサイトではないのですが
「病院の検査の基礎知識」
ここを参照していろいろと理解を深めました。
尿漏れの原因、気になるのはバイ菌か腎臓系?
こうして調べてみると
蛋白質がプラスなのとpHがギリギリセーフラインで
腎臓系のなにかがちょいと問題ありそうな感じもします。
そこで血液検査もしてみることになったので
次回はそのお話しをしていきます。
つづく