ケージの中にいると出来るのに、ケージの外だと出来ない
犬がケージの外にいるときにトイレに戻ってオシッコをするという行為が中々しつけられませんでした。ケージの中だとトイレの場所をきちんと認識してトイレシートにしていたのにナゼ?
動画のようにトイレ以外のところでするのはいけないことだという認識はあるのですが、オシッコをしたいのにトイレに戻らずただただグズるという時間が毎回起こっていました。
オシッコをしたくなると大体クンクンと部屋のいろんな場所を嗅ぎ回り始めるので、トイレの場所を指してオシッコへと誘導するのですが、毎回毎回30分から1時間位グズって、こちらが耐え切れずに犬をケージの中に収めてあげるとオシッコをするという状況でした。
根気強く犬のトイレトレーニングを続けた結果
ケージの中と外とを自由に行き来して生活できるようにするために続けてきたトイレトレーニング。とにかくしつけは根気ということをお手やおかわり、その他のしつけの中で身に沁みていたので、かなり時間をかけて毎回毎回オシッコ・オシッコと犬にトイレの場所を教えながら伝え続けました。
大体2週間くらいでしょうか。一日に数回30分から1時間粘り強くトイレを教え続けた結果、動画のように初めて自らケージに戻ってオシッコが出来ました。この瞬間は本当に感動でした。
1日の中で犬のトイレと向き合う時間を2週間も続けているとさすがに精神的に辛くなってきます。このまま覚えられないんじゃないか。なんで毎日毎日犬のトイレのために1時間も2時間もオシッコと言い続ける時間をもたなくてはいけないのか。もっとうまいしつけの方法があったのかも知れません。
だけど、犬と一緒に暮らすということは、自分の生活の中に犬を合させるだけではなく、犬の生活の中に自分を合わせる必要があることをこの期間を経て痛感しました。
しつけはこれから一緒に過ごす時間を快適にする唯一の方法
この成功から毎回毎回ちゃんとケージに戻ってオシッコが出来るようになったわけではもちろんありません。この後も、すんなりケージにいってオシッコできる時と、ひたすらグズるときがありました。それも大体2週間が経過すると完全に毎回トイレに戻って出来るようになりました。
トイレのしつけを覚えさせるのはかなり大変でしたが、犬がトイレをしたくなった時に毎回毎回ケージに連れて行かなくてはいけない生活になるほうがキツイので、長期間のしつけとなりましたが、犬にも人にもこの時間はとっても大切な時間になりました。
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