イボ取りだけじゃないハトムギの効果
愛犬の手作りごはんを始めて9年目。
肌トラブルになりやすい愛犬フレンチブルドッグこうめさんのために、薬膳の考えを取り入れながら、3年前から本腰を入れて犬の手作りごはんを作るようになりました。
その犬ごはんの研究の過程で知った「ハトムギの効果」がすばらしかったのでご紹介。
薬膳の考えでは、はと麦は体の余分な水分や老廃物を出す働きがあって、胃腸の調子を整える。しかも体の中の余分な熱を抑える作用もあるため、肌荒れ・シミ・イボ取りにいいと言われています。
要するに
膿皮症になりやすい、春から秋口あたりの肌トラブル予防に最適な食材
膿皮症やイボができるのは悪いことじゃない
毎年膿皮症やイボが出る。
これ決して悪いことじゃないと思っています。
というのも、体の中に溜まっていた余分なものが溢れ出すことで、膿皮症やイボ・肥満細胞腫といった症状として現れたと考えられるから。
一番怖いのは、なんの前触れもなく体の中に悪いものが溜まっていって、気付いたときには手遅れだったという状態。
なので、膿皮症やイボが出ている段階で、「どうやったら再発しないカラダ作りをしてあげられるか」ってとこがポイント。
犬に与えるハトムギの量や頻度は?

正直言うと、正解なんてありません。
というのが答えになっちゃう。
というのも、わが家もまだまだ試行錯誤。
これまでの10年間よりも、今年は膿皮症やイボの頻度はだいぶ抑えられている。
ただ与え方としては、毎日決まって同じ量ではありません。
しかも他の食材との組み合わせも関係しているので。。。
わが家の場合、はと麦はハトムギ粉という粉末タイプを使ってます。
これは犬が穀類の消化が苦手だから、消化しやすい粉末タイプがいいかなと考えて選びました。
とはいえ、粒タイプのほうが、未消化のものが大腸に届いて掃除してくれるのでいいって考えもある。
なにごとも経験とトライ&エラーが愛犬の体を知る機会。
なので、犬の手作りごはんは早いうちから始めるのがおすすめです。
まだ体力があって、免疫力も回復しやすい若いうちから、色んなことを試して「合う食材・合わない食材、量・頻度」など、経験値を積んでいくのが大切。これは11才を過ぎた愛犬を育てていて痛感しています。
11才のフレブルに与えているリアルな量や頻度は

ハトムギの頻度は季節に合わせて
薬膳の考えでは、はと麦は涼性。
体を冷やす食材となっています。
なので今年は、本格的にハトムギを使うようになったのは2月くらいから。
暖かくなる春前から、体の熱を少しずつ逃がしていけるようにと、最初のうちは週に1回か2回くらい。
それが春を迎えて暖かくなってきたら、週に3日〜5日くらい。
夏場を迎えたいまは、週5日〜7日くらいをベースに天候と体調を見ながら調整しています。
ハトムギ粉の量は小さじ2杯
フレンチブルドッグ10キロの1日2食のごはんを作る時に、小さじ2杯を入れて、いろんな野菜やお肉と一緒に煮込んでいます。
加熱したほうがいい・しないほうがいい。色々考えはあるでしょう。
量も10キロの子にはこれじゃあ少ない・多い。経験に基づく意見はあるでしょう。
とはいえ手作りごはんで共通する大事なポイントは
初めてあげる食材は、最初は少量から、期間をおいて。
まずは体調に悪い変化が起きたりしないかをチェック。
つぎに問題ない食材だと感じられたら、量と頻度は、その子の体調とウンチと向き合って判断する。
最初のうちはなにが正解で不正解かわからないことも多いと思います。
それで大丈夫。
一気に治った!なんて正直ほとんどありません。
少しずつ、「あれ?調子いいかも?」とか「そう言えば、ポロッとイボ取れてた」とか
早くて1週間とか2週間。
じっくり効く子は3ヶ月とか、良いことの積み重ねが調子の底上げをしてくれる。
ハトムギを与えてイボは取れるけど
2025年のわが家の膿皮症とイボ事情
春先あたりにイボがやっぱりできました。
今年はかなり気合を入れてむくみとり対策をしていたので、症状は大きくならず、腕の付け根と肛門付近にポチッとひとつずつできました。
ですが、緑豆とハトムギのコンボ作戦がいい感じに効いて、10日くらいでどちらのイボも取れました。よかった♪
とはいえ、いま8月に入って気温と湿度がここ数日かなり厳しい状況。その影響で膿皮症が左腕の付け根あたりにでて、ハゲてきてます。
良かれと思うことは全部やっている。それでも年齢なのか、じつは腸内環境が悪くなっているのか。
根本原因はなにか考えつつ、気候の問題もすごく大きいので、この厳しい夏を乗り切ってもらえる対策を見つけたい。と
今日もせっせと、良かれと思う組み合わせを試してみます。
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もうひとつ肌トラブルにおすすめの食材はクコの実
手作りはハードルが高い
とりあえずドッグフードのトッピングでイボ取りしたいと考えている方はこちらの記事を参考にどうぞ