こうめさん初のムカデ被害
逗子の平屋に越してきて、5年目の夏。
都内では遭遇することのなかったあらゆる虫たちが、夏になるとわが物顔で家の中を歩いている。
そんな虫のなかでも、嫌いなのがムカデとゲジゲジ。
ゲジゲジは悪さはしないけど、見た目がぜんぜん受け入れられない。
そしてムカデのほうはホントやっかいで、ほっそいヤツでも噛まれるとちゃんと痛い。
太くデカいのにいたっては、軒先から落っこちてきた一瞬でも、翌日まで手の痛みがひかなかったほど毒が強力。
人間のほうは、どれだけ気をつけていても、残念ながら毎年噛まれ続けていたのに、こうめさんはノー被害。
てっきり「ムカデは犬を噛まないんだ」と思うほど、一番被害に遭いそうな状況で暮らしているのに、こうめさんは無事に過ごせてました。が、運が良かっただけだったとは。。。
愛犬がムカデに噛まれたら
正直パニック!
書斎でパソコン作業していて、こうめさんがトイレに行くような足音が聞こえたので振り向いたら、畳の上に細いムカデが。。。
うわっと思って、瞬間凍殺スプレーをとりにキッチンにいったら、こうめさんがビッコ引きながら寝室に歩いてる。
「えっ、こうめさん噛まれた!?」
とにかく、まずはスプレーで凍らせて、こうめさんのもとに。

YouTuberのサガなのか、動物病院にいったときに確認してもらいやすくなるからか、どちらかわからないけど、なにか起きたらとにかく記録のクセがついてる自分コワい。
動画を回しつつ、こうめさんの状態を確認しにいくと、右前足を地面につけるのを嫌がっている様子。
爪のケガと同じ足だったので、一瞬「んっ、またバイ菌?」と思ったのもつかの間、空中で手をブルブル。
明らかにバイ菌のときとは違うリアクションに、これは噛まれた!と察したあと、「さーどうする?どうしてあげたらいい?」と思考ぐるぐる。
人間はお湯で洗い流すという手段だけど、犬でもOK?と調べてみると、同じようで、すぐさまお風呂場に連れて行こうと思いつつ、またしても記録グセで据え置きで撮れるカメラを取ろうとしたら、ムカデがピクピク。
凍らしてたのが、早くも溶けて、息を吹き返してる!やばっ。
すぐさま再凍殺して、トングで掴んで窓から外にポイッ。

ひと息つく間もなく、こうめさんを抱っこしてお風呂場に。
43度のお湯で5分。ムカデの毒は体内にすぐは入りにくいみたいで、洗い流すのが効果的。
一番マズいのは、噛まれたところを犬が舐めちゃうこと。
これで毒が口から回っちゃうので危険ということで、そうなる前に対処できたのできっと大丈夫。と信じて5分。
自分が噛まれたわけじゃないので、足の指辺りなのか足首のほうなのか、どこらへんかわかりにくい。ので全体をまんべんなくお湯でジャバジャバ。
お湯作戦成功

お風呂場から出て、足を拭いて、いざ床にこうめさんを解き放つと、スタスタ。
もう違和感がないのか、気にする素振りも痛がる様子もなし。ほっ。
あれから約1週間。その後は体調の変化もなく元気に過ごせています。

この状況、緊急で動画を回したんですが、プライベート感がスゴすぎて、見知らぬ人に見られてやいのやいの言われても困っちゃうので、メンバーのみの公開にしています。ご了承ください。