はじめてのお散歩から早7年
犬をお迎えして、ほぼ毎日欠かすことなく散歩をして8年目。
初めてのお散歩のとき、土や草の感触を怖がって歩けなかったのはとてもいい思い出です。
その後は、お散歩の楽しさに目覚めてグイグイの引っ張り癖があったり、近所の散歩に飽きて、まだ3才なのに老犬ですかと聞かれてしまったりと、エピソードは尽きません。
7才の中高年になった今も、食事の次に楽しみなことがお散歩。
朝と夕方、それぞれの季節に合わせた程よい時間に、お散歩に行きたいとソワソワがはじまります。
お散歩に飽きさせないコツは、以前に書いたこちらのエピソードのようにレア度や、楽しみが待っている場所を選択することで緩和しています。
とはいえ、行きも帰りも「ルンルンな足取り」っていうのはやっぱりムズカシイ。
明らかに不貞腐れてしまうんです。
それが楽しいお散歩であればあるほど、名残惜しさを存分に出して、まだ帰りたくないモードになってしまう。
こういう気持ちは分からなくないので、これまでに何度か気の済むまでテニスボール探しに付き合ったことがあるのですが、無限です。飽きないんです。
テニスコートの周りを、何周でも行ったり来たり「ぐるぐるぐるぐる」探し続けることができるんです。しかも、テニスボールを見つけることが出来た時には、そのボールを延々と噛み噛みして遊んでいられます。
これに最後まで付き合うのは、神経すり減り続けてしまうので無理でした。
とはいえ、この犬のプラス思考や、大好きなものへの執着は学ぶべきポイントだと思っています。
好きになったものをいつまでも好きでいられる。
これってきっと、そのこと自体を純粋に楽しみ続けていられているからですよね。
そんな純粋さを、暮らしのどこかに持ちたいな。