【犬と在宅勤務の暮らし】仕事のジャマをされない過ごし方

逗子に移住して犬と暮らす半年目の様子を1日密着

愛犬フレンチブルドッグこうめさんと暮らして7年が過ぎました。

お迎え当初は東京・世田谷で夫婦共働き、私(夫)はトリプルワークの日々もありましたが、少しずつ仕事量を在宅ワークに切り替え、2年ほど前から完全在宅勤務のフリーランスとして過ごすようになりました。

犬とよりよく暮らすために神奈川県・逗子に移住してきて、半年が経過した様子を今回3本の動画にして「1日密着シリーズ」をお届けしました。

前回のブログでは、朝6時半の起床から朝食を終えた9時までのモーニングルーティンの様子を。そして、今回のブログ記事では残り2本の動画を元に、在宅勤務中の様子を含めた就寝時までのルーティンを通して、「犬と暮らす在宅勤務のリアルな1日」をお伝えしたいと思います。

このブログ記事をご覧いただくと、犬と在宅勤務する際の参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

うるさい?吠える?仕事のジャマをするのはストレスが原因?

「犬」「在宅勤務」とGoogleで検索すると、「吠える」「分離不安」「ストレス」「うるさい」といった追加のキーワードが提案されます。

在宅勤務で「仕事のジャマを犬にされたくない」という思いや、実際の困りごととして調べている人がいるみたいです。

この方たちの参考になる記事にしたいと思っているんですが、この経験があるのかと言われると「ほぼないんです。」

というのも、こうめさんはほとんど吠えないし、仕事中は概ね寝ています。
仕事の手を止める必要が出てくるのは、オシッコにいく場面が起きたときくらい。

それじゃあ、さも「仕事のジャマをされない暮らし方の工夫をしているのか」と言えば、仕事中は私の足を枕にして愛犬こうめさんは寝ています。とはいえ、あまりにもつまらないが募ると↓こうなります♪

そもそも愛犬が寄り添ってくることを「ジャマ」と捉えること自体、「おかしくないですか?」
大事な仕事の最中に、大切な愛犬が寄り添ってくる。嬉しいけど困っちゃうのかな。だから「ジャマ可愛いよぉ」ってことなのかな。それなら、めちゃくちゃわかる!

愛犬が寄り添ってきてくれた理由は、落ち着いていたい証。これを「分離不安」という言葉で括られるのも、あまり好きじゃありません。

群れで過ごす習性の生き物と、毎日家で一緒に過ごせるのは幸せなこと。だったら、それを謳歌する暮らし方が一番。その心構えと方法をお伝えしていきます。

在宅勤務中の犬の居場所、どこにする?

仕事中の愛犬の居場所は決めなくていい

私の仕事はパソコンを使ったデスクワークです。
マンションで暮らしていたときは、デスクの足元付近にロールクッション(ベッド)を置いておくと、こうめさんはそこで寝て過ごしていました。

夏場など暑い時期は、ベッドよりも涼しい場所を自分で見つけて、そこで寝るという過ごし方で、仕事部屋とリビングが別々ではない環境で過ごしていたので、いまの平屋に越してきて書斎を仕事部屋として使うようになっても、愛犬こうめさんは私の足元で寝るようになっています。

この仕事中の犬の居場所については、愛犬の性格に合わせるのが一番。
こうめさんの場合、密着が好きなタイプなので、ベッドを仕事場に用意しておいても、触れ合える場所で寝て過ごそうとします。

ただ、暑かったり寒さもそれほどじゃない時には、ベッドや涼しいキッチンに居たり。かなり季節によって流動的に居場所を変えていたので、場所ごとに過ごしやすいセッティングをしておいてあげると、一番過ごしやすいところで寝ているようになると思います。こうして犬のベッドが家中に増えていくのですが(笑)

自分ひとりで寝ていたい子の場合は、飼い主の動きが気にならない場所にベッドを設置したり、ケージを利用すればオッケイ。

遊びたいとせがむ犬の場合の過ごし方

逆に構ってちゃんがスゴイ・遊びたい気持ちがいっぱいの子の場合、仕事の途中でちょっと構ってあげるよりも、朝のお散歩の充実度を上げるのをおすすめします。

犬にも遊びの時間と仕事モードになっているときの違いを、雰囲気で分かってもらえると助かります。空気を読むのが上手いのが犬という生き物なので、その可能性を存分にいかして、仕事と遊びの区別をつけてあげるといいです。

この効果的な方法として一番なのは、「無視」です。
ドッグランなどで犬同士の遊び方を見ていると、相性がいい犬同士が遊ぶ場合、ちょっかいを出してそれに答える形で取っ組み合いや追いかけっこが始まっています。

逆に全然遊ばない子の場合、無視を貫いています。
目も合わせず、距離を取る。こういった仕草をされると、ちょっかいを出していた犬も、かなり早く諦めます。

遊びたくないから「近づかないで!」と、吠えて牽制したり、逃げ回る子の場合は、ちょっかいを出した子もしつこく追いかけたりします。

こういう仕草の違いによって、犬は相手の行動に合わせて自分の行動を貫くか、押しとどまるか決めてるような様子があるので、愛犬にとって効果的な方法がどれなのか、色々と試してみると発見があって面白いです。

在宅勤務時の仕事の時間配分どうしてる?

お母さんの帰宅が20時〜21時頃が多いので、主にこの時間までに仕事と夕食の準備を終えておくのがルーティンとなっています。

それ以外には時間の制約がないフリーランスなので、主に愛犬のお散歩時間に合わせて仕事の配分を決めています。

午前の部が9時〜13時or15時。午後の部が、17時or18時〜20時。
こういった形で、1日6時間から8時間位の時間を仕事に割り当てています。

もちろん季節によって、夏場は犬のお散歩時間がグッと早まって5時台になることもあるので、仕事も前倒しで始めていて、季節合わせの勤務時間の変化も犬との暮らしならではと思って楽しんでいます。

なにより夏場は7時過ぎに仕事が始まるので、ものすごく捗ります。
とはいえ、12月の今は10時台になることもしばしば。こうめさんは、寒いと朝起きないちゃんなので、それに合わせて始動もゆっくりになってます。

犬と暮らすしあわせ

犬と暮らす時間を増やしたくて、仕事や仕事時間を色々と試行錯誤して今に至っています。
お金よりも犬と過ごせる時間を大切にしたいと今の暮らし方をしているので、会社勤めの在宅勤務の場合には参考にならない点も多かったかもしれません。

とはいえ、犬と暮らしたいと願ったのは、自分の生活に癒やしが訪れることを願ってというよりも、迎え入れた犬を幸せにしてあげたいと願ってのこと。もしくは在宅勤務ができるようになったから、やっと犬と暮らすことができるようになれたと思ってのこと。

こうして犬と一緒に過ごせる時間が長くなれれば、分離不安という面は大きくなります。
でも、「それでいいんじゃない」と思うんです。だって、群れで生きる種族だし、普段はとてもたくさんの時間を一緒に共有できるんだから、たまの離れ離れが寂しくなるのは当たり前。

それをストレスと捉えるのか、そうならないような躾の時間を増やすのか。
分離不安は性格の面もあるし、接し方どうこうだけじゃない部分も多い。

飼い主と愛犬が、普段の時間をどのように過ごすのが一番しあわせなのか。そこを基準に在宅勤務での過ごし方を考えるのでいいと思う。

だって、突然の事態の対処法を備えた暮らし方を日々するよりも、日常のしあわせを謳歌する暮らし方のほうが楽しくない?私はやっぱり後者を選んで暮らしていきたいと思います。

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