鎌倉の源氏山公園に犬と来たらいつの間にか登山になりました

鎌倉駅から源氏山公園の道がジブリっぽい

鎌倉駅から源氏山公園へ。そこから北鎌倉まで足を伸ばして再び鎌倉駅に戻ってくる。グルっと5キロくらいの鎌倉散策を楽しみに、愛犬こうめさんとお出かけに行ってきました。

鎌倉駅から源氏山公園までの道は、ジブリっぽい雰囲気の小道を楽しみ「住宅地の鎌倉もステキだね」なんて夫婦の会話も弾んで、こうめさんの足取りもルンルン。

しかし銭洗弁財天を過ぎたあたりから、結構な坂道になりました。
まぁーたしかに、源氏山公園と名称に山がついてるんだから、当たり前かぁとは思いつつ、ここまでにステキな出会いもあったりして、興奮が続いていたこうめさんは到着前に少しバテました。

となれば、お父さん「抱っこ頑張りますよ!」と意気込んで、10キロの肉の塊を抱えて、坂道をぐんぐん登ります。
とはいえ、「カート持ってきたら良かったんじゃない」とは思いました。ロング散歩の時にはとても重宝するので、いまみたいな状況の時とても便利。しかし、結論から言えば持ってこなくて良かったです。

北鎌倉に抜ける葛原岡大仏ハイキングコースが登山

鎌倉駅から源氏山公園に着くまでに、だいたい30分くらいかかってました。おまけに肉の塊を抱っこしていたので、一旦休憩したい。

でも、ランニングを始めて体力がついたおヨメさんと、ここまでに一旦抱っこで休憩を終えているこうめさんは、いよいよ目的地について、楽しむ気まんまん。

わずか数分のお水休憩をとって、公園内の散策を始めたのでした。
が、ここでやらかしました。そもそも、源氏山公園に来た目的は「源頼朝像」これを見ること。

源頼朝に思い入れがあるわけじゃないけど、これこそがこの公園に来たという証であり、それをバックに思い出の撮影をしたい。そう思っていたのですが、見事に逆方面の公園内の終点・葛原岡神社についてしまいました。

こうなると道を間違えた失敗をリカバリーしようと、さらに空回り。戻る際にお門違いの場所まで登っていってしまい、広い公園内を予定外にかなり満喫するという結果になりました。

しかも、苦労の果てにたどり着いたメインの「源頼朝像」にこうめさん興味ゼロ。
なんなら、出来る限り近づきたくないくらいの雰囲気を出していて、「親の心子知らず」とはよく言ったものです。

思い出の撮影なんて、動画の様子くらいで写真は撮らせてもらえませんでした。
そんな奔放なこうめさん、ここまでに随分と歩き回って疲れが出たんじゃないかと思いきや、どんどんと元気になっていて、この勢いのままハイキングコースに。

この葛原岡大仏ハイキングコース、利用者がかなり多いのか通りすがる人多め。
しかもハイキングを楽しんでる格好の人より、生活の道として利用している地元の方々を多くみかけました。

それなのに、高低差がスゴい。
階段や斜面に切り立つ石や坂、どれもが「登山でしょ」ってレベル。

こうなるとこうめさんを抱っこしなくちゃいけないわけで、10キロ抱えて「ひぃこら」。気軽に鎌倉散策に来たつもりが、がっつりハイキングを堪能するという結末に。

とはいえ、この道中がつらいものだったかと言えば、自然のなかでたくさんの刺激を受けてとても楽しかったです。

緑に囲まれ澄んだ空気と、木漏れ日を感じながら歩む高低差。
カートなんて持ってきたら絶対に引き返さなくちゃいけない道を、こうめさんとともに家族みんなで「ひぃこら」いいながらも、ひとコブひとコブ乗り越える楽しみを堪能しました。

ですが、次に来るときは、葛原岡神社までは車で来ます。そして、公園内の紅葉などを楽しむ「ゆったり散策」にしたいです。だって10キロ抱えてのハイキングは、もはや筋トレだもの。

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