ケージ?ゲージ?サークル?犬用の檻・かご・囲いはどれが正しい名称なの?
フレンチブルドッグの子犬を迎え入れるにあたって、部屋にケージを置こうと色々と調べていました。
気になったのが「ケージなのか、ゲージなのか、はたまたサークルなのか」という疑問。そこでしっかり調べてみると
□ ケージ(cage):檻、かごという意味
□ ゲージ(gauge):規格、基準、計量
□ サークル(circle):円、円形、丸
ということで、囲いとなるものはケージが英語の意味としては正しかったです。
ただ、このケージにも檻とかごという意味があって、犬の家となる移動式のハウスもケージと呼ぶのか、クレートと呼ぶのかハウスなのかって疑問が湧いてきて…
□ クレート(crate)は、木箱・編みかご、などの意味があることを理解しました。
ですので、このブログ記事での紹介は、犬の檻・囲いとなるシンプルでおしゃれなデザインのケージを紹介していきたいと思います。
成犬体重10キロ前後の室内犬が入れる大きさのケージ
フレンチブルドッグを飼うことを決めて、子犬を迎えるために犬用品をいろいろと物色していくなかで、「家のスタイルにマッチしたものを選びたい!」と思うようになりました。
そういうこだわりを持つと、どうしても価格は高くなってしまうのですが、これから「犬の一生涯、10年以上使うもの」と考えれば、長く使い続けたい家具と同じ価値観で選んでもいいですよね。
とはいえ、安くてもいいものがあればそっちでも…そんな思いで各社ブランドのケージを調べていきました。
ケージを選ぶ基準にしたのが
□ 90×60以上の大きさ(成犬なったときを考えると横幅は100センチ以上欲しい)
□ 屋根のあるなしは考慮しない(屋根は代用したり、カスタマイズもできるしね)
□ シンプルで落ち着いた色味
□ 格子の圧迫感が少なく、できればおしゃれなデザインのもの
□ 価格は品質に見合うなら多少高くても…
お迎えする前はこの条件でサイトを見尽くし、2014年に記事を公開しました。
その後、多くの方の共感を得られたことで、8年経った今も役立てるようにと適時更新して情報をリフレッシュしています。
最終更新日:2022年1月
木製のおしゃれな犬のケージ・サークル
木の温もりを感じられる家具が好きな場合、犬のケージもできれば木製と考える人も多いと思います。
子犬期のワンちゃんをお迎えする際は、格子をガブガブ噛んじゃうこともあるかも知れませんが、そういった傷も思い出に、長年使えるおすすめのおしゃれな木製ケージラインナップがこちら。
白が人気のおしゃれなケージ♪木製ワンタッチペットサークル

シンプルでおしゃれなデザインの「木製ワンタッチペットサークル」は、安心の日本製。木材は、ヨーロッパ産の無垢の天然木ブナ材を使用しています。
ほぼすべてが木材なので、ガブガブが宿命の子犬期には少し心配だけど、刻んだ歯形が歴史になると思えばそれも味になるし、組み立てが簡単というのも高ポイント。
サイズ展開も豊富で、S~LLのハイタイプまでと犬種に合わせて選べてGood!
なによりこのシンプルなデザインと、角の面取りのクオリティから作り手のこだわりと優しさが溢れています。
ベーシックなMサイズは、幅1248×奥行656×高さ655mmで2万円とか木製でこれは破格です。

天然木の横スライド式で開くアクリル扉が個性的!ワンケージ Wan Cage

天然木無垢タモ材を使用していて、格子が珍しい横タイプ。
しかも扉がアクリル扉になっているので、可愛い寝顔が撮影しやすい。
大きさは販売しているショップによって表記がまちまちですが、上記画像の楽天ショップを参照すると、組み合わせ方で拡張できるようになっていることが分かりました。

LLサイズ:幅120cm×奥行110.8cm×高さ60cm
Amazonは拡張タイプではないみたい?
木目のカラーは、ホワイト・ナチュラル・ダークブラウンの3色展開。

購入時に、ショップのサイズ表記をしっかりとご確認ください。
横格子に、アクリルスライドドア、価格はサイズにもよりますが、こだわり抜いたデザインと木材で3万円台はお値打ちです。
格子レスなアクリルが開放的!Wish Woodペットサークル

さすが専門店だけあって、拡張性やカスタマイズ性が高く、「多頭飼いや、広々過ごしてもらいたい」と考えているなら、日本製の技術が際立つケージ専門店がおすすめ。

格子スタイルは色々と選べるのですが、デザイン面で際立つのはやっぱり、正面とサイドが見やすいアクリルになっているタイプ。
これなら飼い主にとっては撮影し放題のスケルトンハウスだし、愛犬も閉塞感のない居心地の良さを感じられるはず。

6畳ほどの部屋に置くのなら
Wish Woodペットサークル60s
幅1250×奥行き650×高さ600mm
こちらの定番の大きさおすすめですが、楽天やヤフーのショップでは、かなり豊富なバリエーションがごらん頂けるので、以下のリンクから参照してみてください。
木材とのバランスの良さが際立つおしゃれなケージ・サークル
お迎えする愛犬が、どんな性格か未知数だから、カミカミしても安心の格子と、木の温もりはやっぱりこだわりたいお家におすすめのケージラインナップがこちら。
寝床としての安心感に溢れる♪ナチュラルファニチャーペットサークル

ナチュラルファニチャーペットサークルは、木製の囲われているおしゃれなケージの代表格。

商品サイズは、幅約122.5×奥行約61×高さ約62.5で、両開きのスライドドア。
さらにオシッコ掃除もしやすい床板までついていて、価格が2万円ちょっとなんて、アイリスオーヤマの企業努力が素晴らしい、庶民と愛犬に優しいサークルです。
組み立ての手間いらず♪タンスのゲン ペットサークル

扉部分に段差がないので、足の弱ってきた老犬にもおすすめのデザイン。
カラーはホワイトと、天然木がはっきり分かるナチュラルの2パターン。

北欧のおしゃれな家に馴染む犬のケージ・サークル
子犬のときからお迎えするなら、噛んでも傷がつきにくいアイアンのケージがおすすめ。
近年のおしゃれケージの代表的なデザインで、類似品も増えてきているので、一挙ラインナップします。
これぞ元祖!拡張性とシンプルなデザインが魅力♪ スカンジナビアンペットケージ(北欧スタイルケージ)
※北欧スタイルケージの商品名から、現在は「スカンジナビアンペットケージ」として販売されています。

デンマーク産のストーブや暖炉の囲いとして売られているもので、BabyDan(ベビーダン)のハースゲートを日本ではwe ONLINE STORE という小さな個人商店が「北欧スタイルケージ」の名称で販売開始しました。
※今では大人気商品(スカンジナビアンペットケージに変更)となって、取扱店舗がぐんぐん増えています。
サイズも色々とあり拡張性もばつぐん!
ベーシックな長方形から八角形、さらに家の壁を利用したケージスタイルまであり、オプションの幌天井や単品の拡張ケージと、生活スタイルに合わせて自在に組み立てることができます。
木製ではないのでかじられてもヘッチャラ。
わが家も子犬期にたくさんカミカミされましたが、意外と傷も目立たず、8年経過した今でも丈夫さは折り紙付きです。
ちなみにベーシックな長方形のサイズは3万円代で
幅1450 x 奥行720 x 高さ710mm
人気の白・サイズ小さめなどバリエーションは年々増えています。
アマゾンでは同名で取り扱いが見つけられないのですが、北欧スタイルケージの元となったBabyDanハースゲートはあるので、長方形を目指すならレビューを参考に同一商品をカスタマイズ制作するのもありかも
3万円台はちょっと…。という場合は、free stichからオリジナルで制作したスタイリッシュドッグサークルというタイプも販売が開始されました。
最初は手軽にシンプルなおすすめのケージ・サークル
ゆくゆくはケージなし、賃貸だから引っ越しするかもしれないし…。先々より、まずは今の暮らしに手軽なフィットするケージや、自在に大きさが変えられるタイプを選びたいという方はこちらがおすすめです。
ケージと床の一体型で便利に!アイリスオーヤマ ウッディサークル

なにか敷くのかそのままなのか、子犬期は絶対にトイレの失敗があるので床が汚れるのは宿命です。
そういうことまで考えられて作られたこのケージは、一体型で汚れても洗いやすい材質の床がついていて、飼い始める際にとても便利。
サイズ展開も
幅120×奥行66.5×高さ55.5cm
ベーシックなロータイプなら1万円ちょっと
小型犬に十分なサイズ
幅約97.5×奥行約66.5×高さ約55.5
これなら1万円を切る価格なのに、シンプルでおしゃれなデザインはさすがアイリスさんの企業努力
ただ、ロータイプの高さ55.5cmは、犬種によっては簡単に飛び越えられるので、屋根付きや高さと奥行きがもうひとつ大きいサイズにすると安心です。
1万円切っちゃうのにスライドドア!マルカン フレンドサークル

ケージの扉って開いたまま動線にあるとけっこう邪魔です。なのでスライド式っていうのは気づきにくいけどかなり使い勝手の良い部分。価格重視で選ぶならこれ1択
Mサイズは5000円代
920x600x550mm
Lサイズは1万円切る価格
1175x625x655mm
長さを自在に変化させることが出来る! リッチェル木製スライドペットサークル


リッチェルはサイズやバリエーションがかなり多いのですが、その中から成長や家の間取りに合わせて自在に変化させることができるスライドペットサークルがおすすめ
幅は90~154cmまで、11段階に調節可能
レギュラーは、奥行60×高さ60cm:小型犬用(体重目安/4〜12kg)
ワイドが、奥行79×高さ70.5cm:小型犬・中型犬用(体重目安/4〜20kg)
家の間取りにジャストサイズのケージを見つけるのは難しいけど、これなら購入後でも幅の調整が効くので、部屋に馴染む配置に変更が可能です。
木製部分の色は、ナチュラルとダークの2色展開。ケージの床は、お手入れ簡単なトレーが付属しているので悩む必要なし。サイドには、取り出し用扉がついているので使い勝手のバリエーションが多いケージです
さらにオプションで屋根や仕切りなども購入できるので、さまざまな環境の家に対応できる商品だと思います。定価4万円程ですが、各サイト2万円代で購入可能です。(サイズ・バリエーションが多いので商品選択は慎重に)
シンプルでおしゃれなデザインの犬用ケージまとめ
ケージは犬にとってマイホームになる場所なので、かなり真剣に時間を費やしてリサーチを続けています。
楽天やアマゾンにYahoo!など、大手サイトのケージをすべて見て、さらにはさまざまな検索条件で探した結果、おしゃれなケージとしておすすめしたいラインナップとしてまとめました。
どれもステキなケージで、価格の魅力があるものから、木の魅力・大きさの魅力・デザインなどそれぞれ良い所は違いますが、一番大事なのは、犬にとって居心地の良い場所にしてあげること。
ケージ選びも大切ですが、ケージに付属するペット用品も愛犬と飼い主にとって使い勝手良くしていくことで、より充実したスペースになります。
各ケージの耐久性についてはショップのレビューを参考に、北欧スタイルケージ(スカンジナビアンペットケージ)に関しては、下記記事で動画を交えてたっぷりとレビューしているのでそちらも参考にして頂ければと思います。
家の中で、ケージはかなり大きな存在感となります。
ぜひ慎重に、買い替えたりするのは廃棄の手間や手数料など無駄な出費となってしまうので、長く飽きのこないデザインのものをおすすめします。愛犬との暮らし楽しんでください♪
わが家が購入したスカンジナビアンペットケージの使い心地レビュー

ケージ選びをする上で大切にしたことと、実際に購入して使ってみた商品の魅力、さらに組み立てまで北欧スタイルケージ(スカンジナビアンペットケージ)の魅力をたっぷり綴りました。
犬を飼う前にケージ以外になにを買っておけばいいの?

室内で犬を飼う(買う)際に準備しておかなくてはいけないのがケージ(サークル)とその周辺のペット用品。
一体なにをいつ買えばいいのか。2年間暮らして完成したケージ周りの使い方についてお話しています。

最初からこれにしたら良かった
犬と7年暮らして見つけた最良のソファーです