どうもこんにちは、うめもとかんです。
フレンチブルドッグこうめさんと暮らして、丸8年が経ちました。
今回は、子犬をお迎えして1ヶ月目に起きる変化と対処法についてお伝えします。
子犬期の暴れん坊ちゃんにイライラしないで
子犬との暮らし、1ヶ月経ってみたら思ったより大変ですよね
仕事や家事の合間に、しっかりとお世話をしたいのに、思い通りにいかないことも多いと思います。
わたしも2014年の3月にお迎えしてから最初の1ヶ月間は、試行錯誤の連続で、育児(犬)ノイローゼになるほど、甘噛とトイレの失敗にストレスを感じていました。
子犬のしつけは、正直とてもムズカシイ。
それなのに、ちゃんと出来るようにしたいと頑張りすぎて、悩んでる人も多いです。
じつは犬のしつけのやり方には、飼い主の心構えのコツがあるのですが、これを知らないとイライラしてしまうことが増えます。
そこで今回は、子犬をお迎えしてから、お散歩デビュー直前の過ごし方について情報をシェアします。
この動画またはブログを見ると、愛犬との暮らしが楽しくなるコツがわかるので、どうぞ最後までごらんください。
犬は叱られるより褒められたい
まず最初に、犬は学びたがっているというお話をします。
しつけの本や動画の通りに、失敗を少なく、しっかり覚えさせたいですよね。
それなのに愛犬はちっとも言うことを聞かない。
すぐに集中力がなくなって、違うことを始めちゃう。教えてあげられる時間も気力も限られてるから、しっかり向き合ってほしいのに。
こうしてイライラが募って、しつけを覚えさせようとする時は、スパルタ気味になってしまう場合も多いと思います。
ですが、子犬にとっては、しつけだけじゃなく、遊ぶことも、家の隅々まで探検することも、ぜんぶ知りたい・試したい欲求が高い状態です。
それなのに、飼い主から「あれしなさい・これしなさい」「それはダメ・これもダメ」ばかりではストレスが溜まってしまいます。
しかも、叱られるより、褒められて覚えることのほうが、格段に身につきやすい傾向にあります。
とはいえ、お手やトイレを覚えて欲しいときに、家具やコンセントを噛もうとしている場合、どうやって褒めたらいいのか悩みますよね。
こんなときに魔法の言葉があるんです。それが「おいで」です。
犬に最初に知ってほしい3つの言葉
愛犬のしつけをするコマンドに、「お手」「おかわり」「待て」など、短いフレーズで意思を伝えるのはとても大切です。
その中でも、まず最初に知ってほしい3つの言葉があります。
それが、「いいこ」「ダメ」「おいで」です。
この意味合いを含んでいれば、言語は何でもかまいません。
大事なのは、良いことをしたと伝えられるコマンド:「いいこ」
悪いことをしたと伝えられるコマンド:「ダメ」
じぶんのところに来てもらうコマンド:「おいで」
この3つを最初に覚えてもらえると、その後のコミュニケーションが格段に伸びます。
褒め伸ばしのススメ
魔法の言葉の使い方
子犬の探究心は、飼い主の想像を遥かに越えます。
お手の最中に家具が気になれば、噛んで食べ物なのか、調べてみます。
その結果、食べられないけど、噛み砕いていけると知るのか、噛んだら歯のかゆみが収まって気持ちよかったと感じるのか、噛んだ時の飼い主の反応が気に入ったのか、噛んで楽しかった体験を得ることによって、家具を噛むクセがついていきます。
飼い主にとって、家具は噛んでほしくない出来事ですが、子犬にとっては、ほとんどすべて噛んで調べてみたい物事ばかりです。
拾い食いも食糞も、ただただ興味があってやってます。
眠っているとき以外、ただただ探究心を満たそうと過ごしているだけなんです。
しかも自分が起こした行動で、飼い主が右往左往・一喜一憂・大きな声や行動で反応を示してくれたら、嬉しい気持ちになります。
そんな探究心旺盛な時期に学ばせるには、遊びを通して教えていくのが1番。
家具を噛もうとしていたら、「おいで」の練習チャンスです♪
「ダメ」でやめさせるより、「おいで」「いいこ」の褒められる流れを作ることで、飼い主自身も叱らない生活になれるので、イライラやストレスが減ります。
犬はかまって貰えることが大好きなので、この褒められるクセがつくと、この人に褒められたいという欲求も増えていくので、通常のしつけがやりやすくなっていきます。
トイレのしつけには時間がかかる
トイレのしつけに関しては、ケージの中では覚えられたのに、外で遊ぶようになったら、とたんに失敗が増えたというのは多いと思います。
なので最初から全部をマスターさせようと思わずに、まずは、ケージに戻ってもらう「おいで」から始めて、戻ったら一度オシッコ終えるまで扉は閉めてそのままにして、オシッコしたら「いいこ」と褒める。
そこから徐々に、扉を閉めずにとか、「おいで」を言わずになど、自主的にそこがトイレと認識して、できるように促してあげるかたちで、しつけて頑張るというよりも、遊びや行動のクセを利用していったほうが、楽しく過ごせると思います。
とはいえ、遊んでいる最中の「甘噛が痛すぎてムリ」という問題があると思います。
犬の甘噛はどうやったら治るのか
甘噛を治す方法の正解は、ひとつじゃなく色々なやり方があるのですが、わが家が試した中で1番効果的だったのが、「破裂音でビックリさせる」です。
苦味スプレーや、噛まれた手を口の中に押し込む、噛み返す、つねる。
本当に色んな方法を試しましたが、「破裂音でビックリさせる」は、その場の対処法としては効果がありましたが、原因の解決にはなっていませんでした。
では、甘噛がどうやって治ったのかといえば、「外でお散歩するようになったら、自然とおさまった」という、時間が解決したという結果でした。
しかも犬が甘噛をする理由は、概ね成長期の過程の習性みたいなもので、噛んで学ぶのが本質なので、一緒に遊んでいるときに強めに噛まれたと思っても、痛みに強い犬同士の間では、普通のことという場合も多いです。
とはいえ、噛まれた痛みで「愛犬に触れるのが怖くなっちゃう」という場合には、手袋やマペットなど噛まれてもいいようなモノで対処したり、長袖の服を着たりと、子犬のトゲトゲ犬歯の痛みをやわらげる工夫をするのもおすすめです。
ワクチン前でも外散歩に連れ出そう
3回目のワクチンを終える前は、感染症の危険があるので外に出すのはダメと言われがちですが、抱っこ散歩はおすすめしたいです。
というのも、犬も飼い主も、家の中だけで過ごしているとストレスがたまります。
外の空気を吸うこと、紫外線に触れること、たくさんの物音・景色を体感することは、とても有意義な時間なので、ワクチンを終える前でも抱っこやカートで連れ出してあげましょう。
犬がワクチンを終える前に散歩に出かけちゃいけない理由は、様々な感染症の抗体が整っていないからです。
とはいえ、人や犬とのふれあいを制限したお散歩であれば、外の刺激はとても良い社会化の経験になるので、部屋の中しか知らなくて、お山の大将になりがちな性格をかなり抑制できます。
しかも小さいときから、こういった刺激に慣れておくことで、吠えにくい子にも育ちやすいので、少しずつ近所の環境に慣れさせていくことをおすすめします。
犬の問題行動の原因を知ろう
最後に、しつけをちゃんと出来るようになりたいのは人間というお話もします。
トイレの失敗・甘噛本気噛み・無駄吠え・要求吠え
どれもこれも、人間から見て問題行動と感じるだけです。
トイレは寝床以外でするもの、噛むのはコミュニケーションや情報を得る習性、吠えるのは威嚇や怯えからくるストレス反応です。
仕事から帰ってきて、ウンチまみれだとその日の疲れも一気に増しますが、困らせたくてやってるわけじゃなく、寂しくて・つまらなくて時間を持て余してしまった結果です。
お迎えしてから1ヶ月。夢に描いた犬との暮らしの、理想と現実に絶望する機会もあると思いますが、このギャップを埋めていくのが、犬との暮らしの楽しみになります。
出来なかったことが少しずつできるように、問題だと思っていた出来事が、だんだんと減っていくように、褒めて伸ばしてあげることで信頼関係はしっかりと根を張っていきます。
飼い主も愛犬も、まだ一緒に暮らし始めて1ヶ月。そんなにすぐ、意思疎通ができるわけもなく、わが家は8年経っても、「おいで」は100%じゃありません。
でも、それでいいと思っています。
犬にも気分の上下はあるし、好きなこと・苦手なこともあります。
100点目指すと疲れちゃうので、今日は30点の日もあれば、満点以上のスゴい日もある。日々の生活において、「ダメ」と叱るより、「いいこ」と褒められる暮らし方を心掛けて、時間と気持ちにはゆとりをもって愛犬と向き合ってあげてください。
子犬を迎えて1ヶ月目に起きることまとめ
それでは本日のまとめです。
今回は、子犬をお迎えして1ヶ月目に起きる変化と対処法についてお伝えしました。
具体的には、
□ 褒める機会を増やして、お互いのストレスを軽減する
□ カートや抱っこで散歩に行き、外の刺激に慣れさせる
□ しつけには時間がかかるので、心と時間にゆとりを持つ
この3点をお伝えしました。
愛犬をお迎えして、1ヶ月。どんどんとヤンチャになって、手にあまることが増える時期ですが、この期間に向き合った時間は、その後の暮らしにちゃんと結果として現れてきます。
焦らず・諦めず、愛犬がして欲しいことと、飼い主がして欲しいことの線引を決めて、そこに少しずつ歩み寄る工夫をしてみてください。
その先の暮らしは、あなたが思い描いた犬との日々に以上の生活にきっとなっていると思います。
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それでは本日はこれでおしまいです。ありがとうございました。