「お母さんが待ち遠しい…」分離不安気味な犬でも大丈夫だった車内での待ち方

溺愛してしまった代償

スーパーやコンビニ・ファストフード店など、お散歩中にちょっと立ち寄って済ませたいお買い物ってあります。

室内犬で「できる限りお留守番の時間が少なくなるように」と暮らしてきたおかげで、分離不安症気味な子に愛犬こうめさんは育ちました。

分離不安になると、離れた際にパニックになったり、ものすごく吠えてしまったりと、外出時に不便になることが多いです。

愛犬にとって離れてしまう不安と、飼い主にとって気軽にお買い物に立ち寄れない不便は解消していきたいと、コツコツとお外で待てる練習を続けてきました。

愛犬の分離不安の改善に行ったこと

そのおかげで、いまでは大体のお店で待つことができるようになって、しかも車を購入してまだ半年も経ってないのに車内でもきちんと待っていられることができました。

この成長にはちょっと感動(泣)

わが家が行った方法は、ひとりきりで待たせるのは「連れ去りの恐怖」や、車内の場合「熱中症の危険」があるので行ったことはないのですが、夫婦どちらかが買い物に行く際に、コマンドを伝えて離れるようにしました。

それが「おすわり、待て」です。
とてもシンプルなコマンドで、普段ごはんを与える際の直前のコマンドと一緒のものです。

離れてしまう前に、一度落ち着かせるという意味で「おすわり」。そして「待て」で、離れてしまっても追ってこないようにと伝えました。

もちろんどちらか一方がそばに寄り添っているので、追っていきそうになる場合はリードを短く持って、追えないようにしていました。

これまで色々なお店で一緒に待っていましたが、愛犬こうめさんにとっては「人影が見えていないほうが、落ち着いて待ちやすい」ということ。

上の動画のようなガラス越しに姿が見えていると、こうめさんにとっては落ち着かないシチュエーションみたい。逆に視界から一度いなくなってしまったほうが、諦めがつくのか落ち着いて待っていられることが多いです。

なので、最近では視覚から消えるシチュエーションを選んで、待つように心がけています。それが車にも当てはまるようで、車内からは外の様子が見えにくいので、きちんと待てるという結果に繋がりました。

とはいえ、庭仕事中は落ち着かない…。
お庭のある平屋に引っ越したので、今後はあらたに庭仕事中の待てを理解してもらう方法を編み出さなくちゃです。

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