犬のしつけの本にもう1冊 犬の気持ちに寄り添う飼い方にこの本おすすめ「よりそイズム」

お散歩帰るの拒否!犬の自己主張が増えてきた

愛犬こうめさんと暮らして5年が過ぎ、関係は良好を通り越して相思相愛です♪

でも、甘やかし気味の傾向があるからか、それとも年齢によるものなのか、4才を過ぎた頃からかなり自我が芽生えて自己主張を通すようになってきました。

3才くらいまでは、なんでもかんでも従順に言われたことをきっちりとやる正に「いい子」

反抗する部分と言えばお風呂に入るのを拒否するくらいが困っちゃってた部分です。

それが近年いい子なんだけど、ときどきめっちゃ頑固にやりたくないことに拒否の姿勢を示すことが増えました。

そんな中で少し困っちゃう、もしくはどうしてあげたらいいんだろうと思うことが2つあって、それが「楽しかった日の散歩帰るの拒否」「お手入れ・ケアは出来ればされたくない」です。

この部分の自己主張が大きくなってきて、これは育て方が甘々だからいけないのか、それとも犬の習性としてこういったことが起き始めているのかを知りたくて、しつけ本からステップをあげた犬の行動学に興味が出てきて、入門的にこの本を手に取って読んでみたら、犬のしつけとは、犬との暮らし方とはって部分の参考になったのでご紹介します。

中西典子著「しつけの常識にしばられない犬とのよりそイズム」の感想ブックレビュー

フレンチブルドッグこうめさんによりそイズム

犬と5年過ごしたからってなんでも分かるわけじゃない。人間の家族だって気持ちが通じ合わないこと、理解ができないことがあるのに、言葉の通じない犬との関係ならなおさら

問題が大きくなれば不安も大きくなる

「よりそイズム」のAmazonレビューでは「救われた」「気持ちが楽になった」など好評な意見が多くて、読んでみると確かに今抱えていた不安が犬の習性に起因しているものだと頭で理解できて犬と向き合う気持ちに落ち着きが持てるようになれました。

だからわが家の場合の対策は、定番おやつと新作おやつがあったけど、さらに激レアおやつをラインアップして困った行動が出ちゃう際に活用するようにします♪

犬のしつけの定番「甘噛み」「本気噛み」のしつけについて

甘噛みのしつけについて、子犬期のしつけでは特に悩む部分で、しつけの本を読むと噛んだら相手にしないとか、マズルをつかむ・オエッてなるくらい指を突っ込む・酷いものだと顎の下をパンチと書いてあったり教えられたりってこともある。

実際わが家でも悩んでいた時期にオエってなるくらい指を突っ込んでみたりしたけど、効果なんてなかった気がする。結局はお散歩行くようになったらどんどん減っていったけど、その当時を振り返って一番効果のあった方法が「大きな音」でした。

甘噛みについては質問されることが多かったのでわが家の実態を以前動画でお話したんですが、この方法も「よりそイズム」的にはあっていた部分と間違っていた部分があったなと…

この本ではそもそも「甘噛み」「本気噛み」について、言葉のチョイスが正しくないと「甘噛み」は遊ぼうのシグナル・「本気噛み」はやめてのシグナルで、この2つを噛まれた痛みで分類するのは間違っていると書かれてて「なるほど」と感じました。

子犬期に悩む甘噛みのほとんどは遊んでのシグナルで噛まれることが多い。それが乳歯の時だとめっちゃ痛い!噛む強さも理解できてないからもぅノイローゼになっちゃうレベル

でも、これが遊んでと言っているシグナルだと考えられればどう対処してあげるのがいいのかの手助けになりませんか?

だから犬をしつけるというよりも、犬とどう寄り添って暮らしていくようにするのか

飼い主と犬、その家庭それぞれで答えは違うし違って当然だし犬の性格によっても変わっていく関係性の築き方を、犬の習性や行動学の部分を引用しながら伝えてくれたこの本は、犬を飼い始めたまもなくの人には「しつけ」の基本となる良書と、さらにこの「よりそイズム」を併読して実際にどう犬と暮らしていくのがいいのかの参考にすると、犬と飼い主にとってものすごく平和な生活がおくれるようになるんじゃないかと思います。

もちろん何年も過ごしている家庭にとっても自分の飼い方がよかったのか、それとも少し見直してみるべきなのかが判断できるので一読してみると面白いと思います。ただ、大型犬についてはこの限りではないという部分が多いみたいなので考え方の一部にという感じみたいです。

ぼくなんてこの本に当てはめると結構ちゃんと出来てたじゃんと自信が持てました♪

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