ハチミツには一途になれない浮気者
どれを食べても味わいが違うので、これって決めきれない
それでも、この濃い味わいは、あのメーカーに近い。このさっぱりした甘さは、国産のアレみたい。
どこかで共通点を見つけることができていたのに、このアカシアの蜂蜜は、いままで食べたことない味でした。

しかも表現するのがムズカシイ。
甘さは控えめ、さっぱりとまでは言わないけど、濃厚なワケでもなく、芳醇というには、そこまで主張していない。
個性あふれる部分を感じないのに、妙に舌に訴えかけてくる。
例えるなら、大皿でも小皿でも、ましてドンブリ茶碗でもなく、皿。
普通に家にあって、定番としてとても使う皿。
愛着があるのかと言われると、べつにそこまでの思い入れはないけど、何気なく使っている皿。

そんな存在
ヨーグルトに入れて食べてみたけど、これは飲み物でも料理でも、マッチングさせたときに、主張が大きいわけじゃないのに、しっかり寄り添ってくれる味だと感じました。
ハチミツは一途になれない浮気者だけど、これはきっとまた食べたくなる。