カナル型のSOUNDPEATS Mini Pro HSとインナーイヤー型のSOUNDPEATS Air3 deluxe HS
この時点で、好みがはっきり分かれはするんですが、一番は耳心地を優先させて選ぶのがおすすめ。
というのも、インナーイヤー型のAir3 deluxe HSは耳づまり感がない分、どうしても遮音性が低いので、音楽をしっかり聞きたいという場合には、カナル型のMini Pro HSのほうがより細部の音まで楽しむことが出来ます。
なので音の楽しみ方で言えば、ラジオ好きはSOUNDPEATS Air3 deluxe HS
音楽好きは、SOUNDPEATS Mini Pro HS
そんな風に棲み分けはできるんですが、じつはこの両者、機能面でも少し違いあって
音質的にはこの価格帯ではありえないほど、どちらも素晴らしく、アプリを活用して設定をイジれば、好みドンピシャに寄せていくことができるので、どちらも音質的な満足度は高くできると感じてます。
とはいえ、機能面で違いがあって通話時のノイズキャンセリングはどちらもあるのですが、Mini Pro HSのほうは装着時のノイズキャンセリングも備わっていて、これが結構優秀です。
最大40dB低減してくれるので、移動中などに音楽に没頭したいときは、おすすめ。
もちろんランニング中などは逆に危険なので、外音取り込み機能で安全性を確保という使いかたがいいかなと。
正直わたしは耳を塞ぐカナル型が苦手です。
でも、今回はじめてノイズキャンセリングが備わっているMini Pro HSで過ごしてみたところ、外音取り込みなら耳づまり感なく過ごせるかなと考えていたところ、なぜかノイズキャンセリングで過ごしているときに、耳つまり感がなくなんか快適に過ごせました。不思議…。
というわけで、耳が詰まっているのが苦手すぎてインナーイヤー型一択でイヤホン選びをしてきましたが、ノイズキャンセリングがついているなら、カナル型でもかなり快適に過ごせることがわかりました。
しかも音楽を聞く際はどうしてもカナル型のほうが密閉度が高いので、音楽の没入感も高い。なので、ラジオも音楽も楽しみたいならMini Pro HSのほうがおすすめです。
サイズ感についても、ショートスティックになったとはいえAir3 deluxe HSには突起があることを考えると、Mini Pro HSはよりイヤホンをつけている感が少ない。イヤホンは存在感が少ないのが好みなので、これもプラス材料。
ということで、SOUNDPEATS Mini Pro HSによって、いままでのイヤホン価値観を変えてくれる良い体験になりました。