涙やけ改善パターン3:最適なマッサージで治る対処法
ケアも食事も最善を尽くしているのに、またしても再発…正直ここが一番辛かったです。
全部良いことしているのに、どうしてまた涙やけになったのか。この時の症状は目ヤニはなくて涙の量が明らかに多く透明な色で、季節は冬
これまでの涙やけの症状は、春または秋の季節の変わり目に起きていたので、植物によるアレルギーかな…なども疑ったりしつつ、ケアや食事の見直しで改善できていたのですが、冬場に酷くなったこのパターンからアレルギー検査の結果的にも植物やカビで大きく反応しなかったこともあって原因はなんだろうとまたしても調べ尽くした結果、マイボーム腺の不調
涙やけの原因はマイボーム腺の詰まり
参考
まぶたの縁にはマイボーム腺という油脂を分泌する腺があって、まぶたの開閉や涙の蒸発や潤いを正常に保ってくれます。
でもこれが細菌に感染するとマイボーム腺炎という、いわゆる「ものもらい」になっちゃう。犬が目をかゆがって掻いている場合はこの疑いがあります。
でも愛犬こうめさんは涙がドバドバ出てるだけでかゆがってはいない。このパターンはマイボーム腺が詰まってしまって、涙の量のコントロールが出来ていない状態。この場合も酷く詰まると病院での処置が必要なんですが、わが家の場合はホットアイマスクで治すことが出来ました。
対処法3:マイボーム腺をホットアイマスクで温めて涙焼け改善
これまでのケアでもレンジで温めた蒸しタオルで目元にあてたりしていたんですが、冬の寒さと詰まりの症状の悪化で簡易的な温めでは詰まりの解消ができなくなっていたようで、人間用のものだけどホットアイマスクで、30秒~1分くらい温めた後に、目の周りを優しく優しくマッサージするのを毎日のお散歩後にしたことで、目元が柔らかくなって詰まりが解消できました。
ホットアイマスクを利用してのマッサージの様子は、上記動画を参考にしてみてください。
毎日やるのは症状が酷い場合で、改善がされるようになったら目元の状態を見つつ数日おきやマッサージだけ、蒸しタオルだけなどにして、ホットアイマスクを長期間使用し続けるのは控えてください。
あんまり長いことやり続けると、逆に目元がゆるゆるな感じになってしまうので、それはそれで弊害がありそうです。これまで紹介した対処法2の食事の改善と、対処法3のマイボーム腺の改善に関しては、症状が緩和したら少しずつ緩めて、偏ったやり方に終始し過ぎないように注意してバランスを整え、対処法1の日々のケアのみで涙やけ予防ができる体を目指せます。
涙やけを改善することで学んだこと
プチ病気として扱われることの多い犬の涙やけ
動物病院でも重病ではないことから、とりあえずの処置が多かったり、他の子たちもそれなりになっているし、きれいな顔の子が羨ましいけど、わが子は体質的に難しいのかなって…
でも諦めたくないよね
愛犬のキレイな顔が見たいじゃない
5年の間、喜んで悲しんで、悩んで諦めて、それでもなんとかしてあげたくて、たくさん調べてたくさん学んだことで、犬について・食事について、お手入れについて、人間にも大切なことをいっぱい知ることができました。
お伝えした3つの対処法で改善できることを願っていますが、どれもこれも的外れってこともあると思います。
涙やけの改善で大切なのは、どうしてわが子は涙や目ヤニの量がコントロールできなくなっているのか
ここの部分に対して、医療なのか食事なのか、ケア・メンテナンスなのか、犬の状態から判断できるようになって、涙やけが改善できることを祈っています。
もしこの情報がお役に立てていれば、同じように悩んでいる犬友達にもシェアしてみてください。多くの涙やけに悩んでいる飼い主の参考になれていれば幸いです。